みんなのFXのiPhone取引ツールはweb版の取引システム
みんなのFX【トレイダーズ証券】はiPhone用のアプリを提供していませんが、iPhone用にWEB版の取引ツールを用意しており、アプリをダウンロードすることなくFX取引が可能。
もちろん、iPhone用に開発されたシステムなのでモバイルでFXをするより、はるかに視認性・操作性が良いシステムとなっています。
PC版もiPhoneもみんなのFXはMJと同じシステムを採用し、どちらを選ぶか迷いますが、通貨ペアの多さでMJが一歩リード。ただ、大切なお金の預け先として、リスク分散を踏まえ2社以上で口座開設をするなら、MJとみんなのFXで口座を開設しておけば、どちらで取引しても操作で迷うことは無いでしょう。
また、iPhone版に限っては、DMM.com証券とも同じプラットフォームを使用しています。
みんなのFXのiPhone用FX取引画面
では実際にみんなのFXについて画像を交えながら操作性・視認性などを見ていきましょう。

SafariでみんなのFXのiPhone用取引システムへアクセス。
左の画面が取引システムのトップページになります。

左上の【レート】のアイコンをタップすると、リアルタイムレートが表示されます。
ドル円で0.5〜1.0銭、ユーロ円が0.9〜1.8銭、豪ドル円が1.9〜2.5銭と非常に狭いスプレッドです。トレイダーズ証券はデイトレードを主な取引形態とする投資家に人気が高いですが、このレートを見れば人気の理由が分かります。

トップページに戻り、【チャート】をタップすると、左のように為替チャートが現れます。
みんなのFXの取扱通貨ペアは16種類。主要な通貨ペアは一通り揃っていますので、不足を感じることは無く、概ね満足できると思います。
左はドル円の5分足のチャートですが、右上にある【表示切替】を選択することで他の通貨ペア、テクニカルチャート、時間を切り替えすることができます。

移動平均線を表示させてみました。
みんなのFXのiPhone取引システムでのテクニカルチャートは、条件値の変更ができません。移動平均線は短期(5)、中期(25)、長期(75)の3本が初期設定値です。

みんなのFXのiPhoneで利用可能なテクニカル分析は、ボリンジャーバンド、一目均衡表、移動平均線、平滑移動平均線、MACD、RSI、ストキャスティクスとなっています。
また、ローソク足のほかにラインも利用可能です。

こちらはMACD。
条件値は、12と26です。

続いてRSIです。
みんなのFXのiPhone取引システムでは、テクニカルチャートを併用することが出来ないので注意してください。単一でテクニカルチャートを使用する方には問題ありませんが、『移動平均線とRSI』など併用してテクニカル分析を活用されている方には向きません。

こちらはマーケットニュース。
FXwave、ダウジョーンズ、GI24の最新ニュース閲覧を閲覧できます。

みんなのFXのトップページに戻り、【経済指標】をタップすると、経済指標を見ることができます。
今日発表予定の指標のほか、昨日および明日の指標も閲覧可能。予想と結果のほかに前回の数値も表示されますので、取引する際の参考に役立ちます。

MJと同様に、各通貨ペアの売買比率をチェックすることができるのもみんなのFXのメリットの一つ。
このデータをもとに取引するかどうかは別として、他人の売買動向って意外と興味深いです。

そして肝心の取引画面。
図は成行注文の画面ですが、みんなのFXでは指値、逆指値、IFO、OCO、IFOと注文機能が豊富。
操作もしやすく、取引しやすいです。
みんなのFX iPhone取引システム 総評
トレイダーズ証券のみんなのFXは、デイトレ・スキャルピングを主な取引形態とする投資家から高い支持を受けているFX業者。
狭いスプレッドは大きな魅力で、PC版の取引システムは非常に使いやすく高性能。
ただ、PC版取引システムもiPhone用取引システムも、MJのそれとほぼ変わらないのも事実。PC版の取引システムについては、レートボードの配色に関して個人的にEMCOM証券の方が見易いと感じますが、スプレッドにも大きな相違がないことから、MJとみんなのFX、どちらか一方で取引をするというなら通貨ペアを2倍取扱っているMJを選択するのが自然でしょうか。
ただ、『1社にお金を預けるのはリスクが高い。せめて2社以上に証拠金を分散したい。』と考えているなら、MJとみんなのFX、ダブルで口座開設をするのがおすすめかもしれません。取引システムが類似しているため、スムーズに取引することができます。
また、iPhone版の取引ツールに限っては、スプレッド業界最小で人気のDMM.com証券と同じプラットフォームを使用しております。